最近よく聞くようになったタカラトミーアーツ。
タカラトミーは日本の玩具メーカーとして
有名ですよね。
ではタカラトミーとタカラトミーアーツって何が違うのでしょうか?
気になったのでちょっと調べてみました。
タカラトミーアーツについて
初めはまた合併したのかなって
思っていたんですが、どうやら違ったようです。
タカラトミーアーツというのはタカラの
連結子会社なんです。
タカラトミーが英語表記で
TOMY COMPANY, LTD.
と何故か前身のタカラを含めていないのに対して、
タカラトミーアーツは英語名でも
TAKARA TOMY A.R.T.Sと旧タカラの名称を含めています。
商品に記載されている簡略化された著作権表記にも
T2AとTakaraとTomyの「2つのT」を強調したものになっていますね。
公式サイトなどではT-ARTSが使用されています!
何を作っているの?
基本的にタカラと同じく玩具を販売している会社です。
要は作っているものが違うって考えでいいかと思います!
主な商品はカプセル玩具、キャラクター玩具、
玩具菓子、フィギュアなどを販売しており、
雑貨等の企画、製造、販売が主な業務ですね。
カプセル玩具の呼び方である「ガチャ」は
現在この会社の登録商標なんです。
ちなみに2012年から親会社のタカラトミーから
コンピュータゲームの開発事業が
タカラトミーアーツへ移管されました。
なので、事実上タカラトミーはゲーム業界から
撤退ということになっています。
タカラトミーは昔からすばらしい玩具を作っている
会社ですが、ゲーム事業は上手くいかなかったみたいですね。
タカラトミーアーツの歴史
元は1988年に株式会社「ユージーン」として設立された会社でした。
2008年に「タカラトミー」が「ユージーン」を完全子会社しようと
友好的株式公開買い付けを開始したんです。
2008年の6月にJASDAQの上場が廃止されて
「ユージーン」はタカラトミーの連結対象子会社となりました。
2009年1月に同じく連結子会社だった「ハーランド」
「すばる堂」「ユーメイト」の3社が合併して
今の会社になったんですね。
今後の動きは?
タカラトミーアーツは今年ホビー業界への
本格参入を決めたみたいです。
「ミクロマンアーツ」、「VIDEO GAME ROBOTICS HD」、
「SRDX Plus」などの
独自ブランドを中心に攻めていく感じですかね。
今後の動きが気になる所です。