ひな祭りの食べ物 込められた意味は?

ひな祭りには決まった伝統的な
食べ物があります。

他の時期には食べられることが
少ない華やかな食べ物が多いですよね。

実はその一つ一つには
素晴らしい意味が込められているんです。

今回はひな祭りに食べられる食べ物について
お伝えしていきたいと思います。

行事食を食べる意味

日本には年中行事というものがあります。

年中行事は神様にご馳走をお供えする日でも
あり、いつもより豪華な食事が作られます!

基本的に旬の食材が使われる事が多いです。

また、季節の変わり目は体調を崩しやすいので、
それを乗り越ために食べられる料理でもあります。

とても考えてる作られている料理なんですね。

ひな祭りの食べものと、込められた意味

ひな祭りに食べられる料理は栄養だけではなく
見た目が華やかな料理が多いです。

華やかさだけではなくその料理一つ一つに
縁起のいい意味が込められています。

代表的な食べ物は5つあります。

はまぐりのお吸い物

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はまぐりの貝は平安時代から「貝遊びで」知られ、
ひな祭りにはもっとも欠かせない料理だと思います。

はまぐりの貝がらは対になっているものでないと
絶対にぴったりと合わないです。

そのことから仲のいい夫婦を指し、
一人の人と一生添い遂げられる
ようにとの願いが込められているんです。

 

ひなあられ

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ひなあられはひまなつりには
欠かせない代表的な和菓子ですね。

ひなまつりの季節になるとスーパーやコンビニ、
TVCMなどでよく見かけると思います。

ひなあられは3色のものと4色のものがあり、

3色のものは、
白:雪の大地
緑:木々の芽吹き
赤:生命
を表しています!

4色のものは
ピンク、緑、黄、白でそれぞれ四季
表しています。

1年中娘が幸せに過ごせるようにとの
願う気持ちが込められているんです。

 

白酒

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アルコール度数10%の白く濁った
甘みのあるお酒です。

もともとは白酒ではなくて「桃花酒」
という桜の花びらを漬けたものが飲まれていました。

桃は邪気を払い、気力や体力を充実させるとして、
中国から薬種の一つとして使わったんです。

江戸時代からは白酒のほうが人気になったので、
白酒のほうが飲まれるようになったんです。

白酒にはアルコールが入っているので、
子供は白酒に似ている「甘酒」
を飲むのが一般的になっています。

 

菱餅

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上から、ピンク、白、緑と
菱形に切って重ねられたお餅です。

菱餅の色にも意味があり、
ピンク:「魔除け」「桃」
白  :「清浄」「雪」
緑  :「大地」「大地」

といった意味が込められているんです。

ピンクには解毒作用のあるクチナシの実が、
白には血圧を下げるひしの実が、
緑には増血作用のよもぎが、それぞれ入っています。

 

ちらし寿司

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ちらし寿司もひな祭りに
よく食べられる料理ですね。

ちらし寿司自体には
なんのいわれもありませんが、

具材である、
えび:「長生き」
れんこん:「見通しがきく」
まめ:「まめに働き、まめに生きる」

と縁起がいい材料が使われています。
祝いの席にはぴったりですね!

 

縁起のいい食材を並べて是非
家族や友人とひな祭りを楽しんでください!

ひな祭りの起源と意味についてはこちら

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