今日はあがり症を治す有効な方法について
お伝えしていきます!
あがり症とは
あがり症というのは人前に出ると極度の緊張状態になり、
考えていることをスムーズに言葉にすることができなくなる状態です。
一般的には日本人にその傾向が強いと言われております。
あがり症は「対人恐怖症」と呼ばれることもあります。
家族や友達など特定の人との間であがり症が出ることはほとんど無いですから、
自分と相手との関係を強く意識する時に強く症状が出やすいと考えられます。
人前で話す練習をしておけば、あがり症を治すことができると言われております。
場数を踏むことが治し方として簡単なんです。
直感的にわかりやすい治し方ですが。
ただ、それだけでは不十分だと思っている方もいますし、
性格的な症状だから治らないと言う意見も多くあります。
自分があがり症だと考えてしまうと
余計にあがり症の症状が大きくなってしまいます。
気持ちを楽にすることが大事です。
ただ、落ち着こうと考えるとそれが
緊張を高めてしまうことに繋がってしまいます。
深く考えないことが一番いいんですが、
それができないためにあがり症になってしまうのです。
今、世の中の多くの人があがり症で悩んでいます。
人前で話す時は多かれ少なかれ誰でも緊張するのだと考えることが大切なんです。
自分だけが注目を集めているのではなく、
周りの人は誰も見ていないと考えてください。
あがり症のためにどもってしまう人もいます。
汗をかいたり、顔が赤くなるのです。
人間の正常な反応ですから、気にする必要は全くないでしょう。
ただ、あがり症を治すための講座なども開かれていますから、
自分ができそうなトレーニングをやってみるのがいいですね。
あがり症の特徴
あがり症と聞けば何となく分かるかもしれませんが、
具体的な特徴は本人でもわかっていないのかもしれません。
あがり症の治し方を知るためには、
まずはあがり症の本質を知らなければなりません。
適当な治し方では逆効果になるケースもあります。
あがり症について考えてみましょう。
心臓の鼓動が早くなったり、汗をかいたりするのは
血液中のアドレナリンの量が増加するからです。
アドレナリンは睡眠から覚める時や興奮する時に神経から分泌される物質です。
この分泌を自分の意志で制御をすることができないため、
あがり症を抑えることが非常に難しいのです。
理性の働きと別次元の動きです。
あがると言う症状は人間として正常な反応なんですが、
話をすると言った行為に支障をきたしてしまうために、悩みとなります。
つまり、悩みたくなければ、
あがっても問題とならない生活を送ることも一つの解決方法です。
しかしながら、社会生活を送る上で、
どうしても人前で話さなければならない状況が発生してしまいます。
それを乗り越えたいと思うために、あがり症の治し方を模索するのです。
人前でスピーチをする状況を考えてみましょう。
急に指名された時と順番待ちの状況ではあがり方が違います。
順番待ちの方があがってしまうのです。
つまり、自分が置かれている状況を正しく判断して、
色々と考えてしまう状況があがり症となっていると考えられます。
考えすぎるとよくないとよく言われますが、
分かっていても直すことはできないでしょう。
あがり症を克服することは難しいのです。
あがり症を治す
あがり症の治し方を小さい時から模索していて、
大人になってもそれがわからずに悩んでいる人も少なくはないです。
あがり症を治すことに一生懸命になり過ぎて、
逆効果となる場合もあります。
むしろ逆効果のケースが多いでしょう。
あがり症の程度は人によって様々ですが、顔が上気する、汗をかく、
言葉が出ないと言ったことから、手足が震えることも多いです。
スポーツの試合や発表会などでよくわかります。
本番に強い人と弱い人がいるからです。
あがり症の人は本番に弱いため、
いつも悔しい思いをしておられることでしょう。
日頃練習をしていないのに本番に強いと言うだけで、
好成績を修めることができる友人をうらやましい!という気持ちで
見ていたのではないでしょうか?
あがり症のメカニズムはかなり解明されているんですが、
その治し方が普及していないのはどうしてでしょうか?
治し方に特定の方法がないからなんですね。
アドレナリンが分泌されて、興奮状態となりますが、
それを意識的に抑えることができなければ、
あがり症を治すことは不可能です。
アドレナリンが分泌されるとあがってしまうからです。
アドレナリンを意識的に制御できる人はあがらないです。
「場数を踏むことによってあがり症を克服できる!」と言われていますが、
それは人前で話すと言った特定の状況を作る場合だけなんですね。
ただ、慣れてしまうことで、
あがり症の症状は軽減されるでしょう。
あがり症と話し方
あがり症の治し方イコール上手な話し方と言えるほど、
あがり症と話し方は密接な関係にあります。
人前で上手く話せないことがあがり症の一番の悩みだからです。
もちろん、話す事以外にもいろいろなところであがり症の弊害は存在します。
しかし、多くの人にとって、話すこと以外はその状況を
避けることができると考えられるからです。
さて、あがり症の治し方として、
どのような話し方をすればいいかを紹介していきましょう。
もちろん、これを克服すれば人前で話すことが
以外にも応用ができるでしょう。
まずは上手に話そうとしないことですね。
あがる原因としては周りの人の視線が怖いとか、
スピーチの経験がない、頭の中が整理できないなど、色々な原因があります。
しかし、事前準備をしたからと言って
あがり症が抑えられるわけでは無いです。
また、あがらないことばかりに集中してしまっていると、
反ってあがってしまいます。
理性の力でどうにもならないために治し方が難しくなってしまうのです。
気持ちを楽にしましょうと、よく言われますが
楽にすることは簡単ではありません。
また、適度な緊張は必要です。
まったく緊張しない話し手はいないと言えるでしょう。
早口にならないように気を付けましょうとも言われるかもしれません。
しかし、緊張しているのですから通常よりも早口になってしまいます。
それでかまわないと言う気持ちを持つことですね。
そして、リハーサルもとても重要です。
あがり症の克服
あがり症を克服するために場数を踏むことがいいいと言われているんですが、
残念ながらそれは間違っています。
あがり症を作り出しているのは脳のメカニズムですから、
それを改善しないと治し方と言えないのです。
場数を踏むことは慣れを生じささることができます。
慣れることで確かに緊張することが少なくなりますから、
あがり症が改善したかのように見えるでしょう。
あがり症を克服するためには何故人はあがるのかを
考えることが大切ですね。
医学的なアプローチを試みてみましょう。
もちろん、それでうまくいく人もいますが、
うまくいかない人もいます。
人それぞれで対応の仕方を考えなければいけないです。
生まれつきあがり症の人がいないことも重要なポイントですね。
つまり、過去の経験によってあがり症は作られます。
過去の緊張を思い出すことで、あがり症はひどくなります。
考えれば考えるほど、緊張してしまうことになるんです。
気持ちを落ち着けることを考えるのではなく、
まずは筋肉をほぐすことから始めましょう。
自分で制御できないアドレナリンの分泌ですから、
気持ちではなく体から制御するのです。
口を大きく開けて声を出すと、緊張がほぐれていくと思います。
これは、体の筋肉がアドレナリンの分泌を抑制しているからなんですね。
意識的にできる筋肉の動きがあがり症を改善してくれるんです。