集中力が低下する…
そんな経験はないですか?
それは睡眠時無呼吸症候群かもしれません!
今日は睡眠時無呼吸症候群の原因と症状について、
その対策について、お伝えしていきたいと思います!
睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)
とは眠っている間に異常な呼吸になり、
睡眠時に呼吸が止まる病気です!
SAS(サス)とも呼ばれます!
10秒以上口、鼻の気流が止まった状態を無呼吸といい、
それが一晩に30回以上、1時間に5回以上あれば、
睡眠時無呼吸といいます。
眠っているときに起こる症状なので、
自分では気づきにくく、非常に厄介です!
症状に気づいていない方も多いと思といます。
僕の父親も睡眠時無呼吸症候群だったのですが、
僕が指摘して初めて発覚しました。
そして、この病気がの恐ろしい所は、
起きている自分の身体にさまざまな悪影響を与える所です!
居眠り運転もほとんどこの病気が原因なんです!
何故呼吸が止まってしまうのか?
上気道の空気の通り道が狭くなってしまっていると、
空気が通るスペースが無くなり、呼吸が止まってしまいます。
いびきをかいている人を観察していると分かりやすいです。
途中でいきなりいびきが止まりますから、
ビックリしますよ!
上気道が狭くなる原因として、首、喉周りの脂肪の増加や
扁桃肥大、舌の付け根や軟口蓋(鼻と喉の境の部分)の気道への落ち込みが
あげられます。
特に骨格が小さい人は元から上気道のスペースが少ない為、
発生しやすいですね。
どんな症状があるの?
体中に十分な酸素が行きわたらないと
さまざまな症状が発生します!
大きないびき
空気の通り道である上気道が狭くなってしまうと、
入ってきた空気の抵抗が大きくなってしまいます。
その力で、気道の粘膜が振動したり、
摩擦が起きたりします。
これがいびきの原因です。
特に無呼吸から復帰する時に大きないびきが
発生します!
ガーッと放出する感じですね!
眠気、目覚めが悪い
正常な人に比べて睡眠が取りにくい為、
強い眠気に襲われます。
脳にも十分な酸素が行かないので、
本人は眠っているつもりでも、脳は起きている状態に
なってしまっているので熟睡感が得られません!
いくら寝ても寝たりない感じです。
起床時の頭痛
睡眠時に十分に脳を休ませることが出来ないと、
頭痛が発生します。
無呼吸では十分に脳を休ませることが出来ないので、
同様の症状が発生してしまいます!
集中力の低下や疲労感
睡眠というのは身体や頭を休ませる大変重要な時間なんです。
頭と身体をバランスよく休息させることができないと、
集中力が低下したり、
だるさや疲労感が起きます。
作業効率も激減ですね…
トイレの回数が増える
普段寝ているときは副交感神経が
優位になっています。
無呼吸状態を繰り返していると
脳が起きている状態になり、
そうなると交感神経が優位になります。
交感神経が興奮している状態だと、
尿が作られやすくなってしまい
夜間でもトイレに行く回数が増えてしまうんですね。
父もまさにこれでした。
夜中に何回もトイレに起きてきます!
予防法は?
太りすぎない事
まずは何より太りすぎない事です!
睡眠時無呼吸症候群は喉や口周りの脂肪が
大きな原因です。
今太っているのであれば
痩せるように努力しましょう!
太りすぎは睡眠時無呼吸症候群に限らず
さまざまな病気を引き起こします!
気を付けてください!
お酒に注意
アルコールは筋肉を弛ませます。
首や喉周り、上気道の筋肉も例外ではないので、
上気道が狭くなってしまい、いびきを発生させてしまいます!
たたでさえ寝ているときは筋肉が緩んでいます。
そこへアルコールが加われば、無呼吸に陥るリスクを
上げてしまっている事になるでしょう。
寝る前に飲みすぎるのはほどほどにしておきましょう!
口呼吸を辞める努力をする
口呼吸は鼻呼吸に比べて咽頭が狭くなり
上気道が閉鎖しやすいです。
なるべく鼻呼吸を意識しましょう!
意識してやると大分変ってくると思います。
寝姿勢を変える
仰向けで寝るよりも横向けで寝たほうが、
上気道の閉鎖を軽減できます!
まとめ
睡眠時無呼吸症候群は放置しておくと
合併症を招く危険があります!
もし発生が確認されたら
早めの治療を心がけましょう!