2月頃になると徐々に花粉が飛び始めます!
今日は花粉症と治療方法についてお話しようかと思います。
花粉症とは?
花粉症(かふんしょう、hay fever / pollen allergy / pollen disease, 医 pollinosis または pollenosis )とはI型アレルギー(いちがたアレルギー)に分類される疾患の一つ。
植物の花粉が、鼻や目などの粘膜に接触することによって引き起こされ、
発作性反復性のくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの
一連の症状が特徴的な症候群のことである。
枯草熱(こそうねつ)とも言われる。
毎年悩まされる方も多い非常に厄介な症状なんです!
僕もこの時期になると本当に辛いです…
花粉症を引き起こす植物はなんと60種類以上が報告されています!
未確認のものもありますから本当はもっと多いです。
日本では春先に大量に飛散するスギ花粉症の方が最も多いと思います。
花粉症診断は?
まず花粉症の診断としてまず、
その症状がアレルギー反応であることを証明する。
これは実際に花粉症の時期になって、
アレルギー反応が起こるとほぼ間違いなく
花粉症と思っていいと思います。
気になる方は念のため病院で検査をしてみてください。
そして次がアレルギーの原因となっているアレルゲンを特定すること。
これは検査機関で検査してもらわないとはっきり分からないです。
検査には数日かかりますし、費用もかかります。
しかし検査によってアレルゲンを特定できても
、治療法に変わりは無いので、必要性は薄いです。
「えー俺ってこんなアレルギーだったんだ~!」と自覚することで
効率的に対処出来たりしますので、
まったくの無駄ってことはないです。
また花粉以外の代表的なアレルギーも同時に
調べることができる場合もあるので、
効率的に行いたいですね。
花粉症の治療について
ステロイドの注射
1回の注射だけでかなりの効果が得られます!
全身のアレルギーや炎症を抑える薬ですね。
治療薬ではなく抑える薬です。
副作用も大きいので、あまり望ましくない治療です。
アレルゲン物質注射(減感作療法)
少量のアレルゲン物質を注入して
体の免疫を上昇させ、花粉症症状を発生させなくする。
といった治療です。
現在花粉症の確実な根治療法はまだ確立されていないため、
アレルゲン免疫療法(減感作療法)がもっとも根治療法に近いです。
副作用もほとんどなく、
花粉シーズン前から行うと効果が高いです。
ヒスタグロビン注射
各種アレルギー反応を抑制するヒスタグロビンを皮下注射することにより、
アレルギーを起こしにくい体質にする根本治療です。
特定のアレルギー原因物質に対して感受性を低下させる(減感作療法)とは違い
いずれかのアレルギーの原因に関係なく、アレルギー疾患を体質から改善する根本治療なんですね。
週に2回程度の間隔で6回注射します。
こちらも副作用はほとんどないです。
健康保険が適用されますので、おおよそ500円くらいでできると思います。
これらの治療を受ける方は1月中に行っておきましょう
沢山患者がいる可能性があるので予約しておくのがオススメです。