リュウグウノツカイとは?どんな伝説が?地震の前触れ?

皆さんはリュウグウノツカイっていうのは
聞いたことはあるでしょうか?

聞いたことはあるけど、
実物は見たことはないというという方は
多いと思います。

今日はリュウグウノツカイについてや、それにまつわるお話について
お伝えしていきたいと思います!

リュウグウノツガイとは?

リュウグウノツカイは全身が銀白色で、
薄灰色、薄青の線が特徴的な深海魚です。

背鰭・胸鰭・腹鰭の鰭条は鮮やかな紅色をしており、
非常に神秘的であることから、
「竜宮の使い」という和名で呼ばれています!

身体は押しつぶされたように平たくて、
太刀魚みたいに薄く細長い外見をしています。

King_of_herrings

注目すべきはやはりその大きさ!
全長は3メートルにも及び、

最大で11m、体重272kgまで
達した個体が報告されています。

で…でかい!

生息地は?

リュウグウノツカイ太平洋・インド洋・大西洋など
世界中の海に幅広く分布し、

海の中層で群れを作らずに単独
生息しています。

深海に生息しているので人目に付くことはほぼなく、
図鑑などでしか見たことがない方が多いと思います。

1996年にアメリカ海岸に漂着した際は、
そのインパクトでかなり話題になりました!

また、実際に生きて泳いでいる姿を写した映像もほとんどなく
生体に関して不明な点も多いです。

リュウグウノツカイの伝説

そのインパクトの強い外見から
シーサーペント(海の大蛇)などの、
世界各地の巨大生物伝説の元になったといわれています。

その存在は古くから知られていて、ヨーロッパでは「ニシンの王」
と呼ばれていましました。

これはニシン漁をしていた時に網にかかったリュウグウノツカイを
昔の人たちはニシンの王だと思ったからです。

Giant_oarfish_bermuda_beach_1860
こちらは1860年に浜辺に漂着したものを描いたものです。

日本の伝説

日本の人魚伝説はリュウグウノツカイが元になったと
考えられています。

日本の文献に登場する人魚は共通して白い肌と赤い髪を備えると
描写されており、

これはリュウグウノツカイの特徴と一致します。

なぜそんな昔に!っと思うかもしれませんが

日本近海で目撃されるのはそんなに稀というわけではなく、
昔から相当数の目撃例があるんです。

現在でも漂着したり漁獲されたりすると
その大きさと外見から人目を惹き、大きく報道されています。

なので大昔から日本に漂着していたと考えても不思議ではないですね。

 

地震との関係

リュウグウノツカイは地震を初めとする天変地異の前触れと
噂される事があります。

あくまで噂に過ぎず、はきっりとした根拠もないのですが、

僕はリュウグウノツカイと地震の関連性は
十分に考えられると思います。

実際に大きな地震の前には何度もリュウグウノツカイが
海岸に打ち上げられています。

深海魚であるこの魚が陸に打ち上げられたとなると、
海底深くで何か異変が起こっていると考えても
おかしくはないですよね。

ある一説によると、海底プレートにひずみが生じ、
その時発生した電機反応がリュウグウノツカイに
影響を与えたともいわれております。

あくまで憶測にしかすぎないのですが、

今後も生物が起こす不思議な行動には
気を付けたほうがいいかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。