ウォークマンの歴史を振り返ってみますと、
そのコンセプトが際立っていることに気づかされます。
そのコンセプトが際立っていることに気づかされます。
技術的なことではなく会社としての
コンセプトをどのように決めていくかと言うことです。
今日はウォークマンのコンセプトについてお伝えします!
ウォークマンのコンセプト
初代のウォークマンの特長は
録音機能がないカセットプレーヤーでした。
つまり、ウォークマンには
再生機能だけが付いていたんです。
このような機器が市場に受け入れられるはずはないと
当時のソニーの人達は思っておりました。
このコンセプトを打ち出したのはソニーの創業者でした。
彼の考えだけでウォークマンが登場したと言えるでしょう。
この先見の明は誰にでも備わっているわけではありませんし、
能力があっても経営層を説得できる人物はほとんどいないでしょう。
老舗企業がだんだんと衰退していく理由は、
安定志向に走りやすいからだと言われています。
ベンチャー企業が成功するのは、
何事にも挑戦しやすい環境があるからですね。
大企業にはできなくてもベンチャー企業には
できることがたくさんあります。
ソニーのウォークマンもそのような形で登場しました。
営業マンでさえも反対したコンセプトは
次第に市場に広がっていきました。
現代の営業戦略を考える時のいい題材として
ウォークマンが取り上げられることが多いのはこのような理由からです。
強いリーダーシップを持っている人がトップにいるなら、
そのリーダーシップは重要です。
リーダーが先をどれだけ見通しているかが、
会社の運命を左右するからですね。
あなたもウォークマンの歴史を見てみましょう!