仮面うつ病という言葉を
最近聞いたことがある方もいると思いますが、
最近聞いたことがある方もいると思いますが、
これは一体どういったうつ病なのでしょうか?
今日は仮面うつ病について
お伝えしていきたいと思います。
仮面うつ病
うつ病の種類として、
心因性、外因性、内因性があります。
それぞれはうつ病の原因が
どこにあるのかと言う観点からの種類分けです。
もちろん、実際のうつ病は簡単に分類できるわけではないです。
原因が明確にわかることは少ないと言えますでしょう。
原因による分類とは別に症状から種類分けすることもあります。
その一つが仮面うつ病と呼ばれております。
比較的軽症のうつ病として知られています。
仮面とは表面的にはうつ病が隠れていることから
このような名称が付けられているんです。
ただ、仮面と言う言葉のイメージから
多くの人が誤解しているのが現実なんですね。
そのため医師の中に仮面うつ病と言う言葉を
使用しない人も少なくありません。
うつ病は脳の病気なのですが、
表面的には体の異常となって現れます。
つまり、頭痛や胃痛、肩こり、めまい、
食欲不振、性欲減退など明らかな体の不調となるのです。
もちろん、本人の思い過ごしで症状が表れているわけでは無いです。
うつ病の特徴は正常な人と明確に区別することができないことです。
そのため、本人だけではなく周囲も病気に気遣いケースも多いのです。
仮面うつ病は病気としての判断が非常に難しくなります。
専門的な知識を持っていなければ、判断はできないでしょう。
色々な診療科をさまよった挙句に精神科などで
仮面うつ病と診断されるんです。
病院では具体的な症状が出ている部分だけに注目する傾向が強いため、
このようなことになります。
注意深い問診だけがうつ病の発見につながるんですね。