虫除けアロマについて、作り方も紹介!

梅雨から夏、
秋にかけて「蚊」を始めとした多くの虫が出現します。

蚊にさされることなく、
虫を寄せ付けないで快適に過ごすために様々な虫除けグッズがあります。

そんな中、最近では癒し効果、かなりのリラックス効果がある
「アロマオイル」に虫除け効果があるとして
非常に注目されるようになっています。

アロマを焚いて、いい匂いを嗅ぐことができて、
その上虫除け効果もあるとなったら最高ですね!

今日は虫よけアロマについてと、その作り方について
お伝えしていきます!

虫よけアロマ

薬局などでは虫除けスプレー、
蚊取り線香など多くの虫除け対策グッズが販売されております。

しかし虫を退治することができる一方で、
人体に対しても有害であるということが心配されています。

虫除けスプレーを噴射すると、
近くにいる人は口から薬剤を吸いこんで体内に採り入れることになりますし、
体に傷などがあれば傷口からも採り入れることになってしまいます。

そのため使い過ぎ、他の薬との併用によって
神経障害が起こる危険性があると指摘されているんです。

その点アロマオイルには、
こうした有毒性がないので、安心して使用することが出来ます。

アロマには虫除けスプレーなどのように
殺虫効果は無いです。

そのためアロマの匂いを嗅いだからといって
すぐに虫が死ぬというわけではありません。

虫は特定の匂いを嫌う傾向にあるので、
蚊が嫌うような匂いのするアロマを焚くことで
虫除けをすることができるというわけなんですね。

アロマオイル

アロマで使われているエッセンシャルオイルは、
それぞれ違った性質、特徴があります。

様々な植物の葉、花、樹皮、果皮、樹脂、種などから
天然成分を抽出して配合されております。

数多くのエッセンシャルオイルがある中で、
虫除け効果の期待できるものは次の通りです。

シトロネラ

レモンに似た強い香りが特徴的なオイルです。
シトロネラの香りには、昆虫忌避作用があります。
特に蚊に対しては強い効果を発揮します。

そのため蚊除けとして、アロマスプレー、
アロマランプなどで使われることが多いので
夏場になると特に需要が高くなるんです。

コットンにアロマを少し垂らしてタンスの中に入れておくと、
衣類の防虫にも役立ちます。

レモンユーカリ

シトラスにスパイシーな香りが合わさった香りのオイルです。

この香りは虫が嫌がる性質を持っておりますので、
虫除けアロマとしてよく使用されます。

昆虫忌避成分は、シトロネラより多く含まれています。

心を落ち着けてイライラを鎮めてくれる効果のある匂いですので、
ストレスを感じているときに焚くといいアロマだと思います。

ゼラニウム

ローズのようにほんのりと甘い香りの中に
少しミントの香りが入っているオイルです。

落ち込んだとき、イライラするときには、
まずはこのアロマオイルを使ってみるといいと思います。

心のバランスを回復させていき、気分を明るく高揚させてくれます。
昆虫忌避作用もあるため、虫除けアロマとして使用できます。

レモングラス

レモンの香りにほんのり甘さのあるオイルです。

優れたデオドランド効果があるため、
室内の消臭をしたいときにおすすめのオイルですね。

猫が嫌う香りですので、近寄ってほしくない場所には、
水を入れた器にオイルを少量垂らして置いておくといいです。

ラベンダー

肌を清潔にして、肌荒れを修復できるためスキンケア、
日常のケア、香水
として幅広く使われています非常に人気のアロマです。

スキンケアの使い方としては、普段使用している化粧水に
ラベンダーのオイルを3滴ほど落として振って使用するだけです。

ニキビ、吹き出物などができにくいとってもきれいな肌になります。

ラベンダーの香りは、蚊が嫌う香りなので、
虫除けアロマとしてかなりの効果を発揮します。
蚊、ブヨ、蜂などに虫を遠ざける効果が期待できます。

以上の中から好きなアロマオイルを選んでください。

どれか1種類だけを使った作り方でもいいですし、
複数をブレンドした作り方も可能です。

どのオイルを選んだとしても、
虫除けの効果自体に大きな差は無いです。

アロマなので好きな匂いを選んでいけばいいんです。

虫除けアロマの種類

アロマで虫除け効果のあるものを作るには、
「スプレータイプ」、「蜜蝋クリームタイプ」があります。

蜜蝋クリームとは、
ミツバチが巣を作るときに作るワックスのようなもんです。

蜜蝋を使い、ハンドクリーム、
リップクリームなどを作ることも可能です。

2種類のタイプのうち簡単な作り方なのは、
スプレータイプの虫除けアロマです。

ただしスプレーするだけですので、
すぐに揮発してしまい効果の持続時間が短くなります。

市販の虫除けスプレーよりも効力が非常に弱いです。

そのため30分から1時間毎にスプレーをしなければいけないです。

蜜蝋クリームタイプの場合は、長時間香りを持続することができるので、
虫除けアロマとしての効果も一度塗ると、ある程度持続できます。

ただしスプレータイプよりも非常に作り方が難しいです。

簡単な作り方で、噴霧するだけで使えるスプレータイプを
手づくりする方が多いようです。

アロマは鮮度が大切です。
個人で作るものは防腐剤も全く入っていないと思います。

そのため一度作った虫除けアロマは遮光性のある容器に入れて、
数週間くらいで使いきるようにしてください。

使い方としては、室内ならば網戸にスプレーを吹きかけるとか、
窓、玄関、カーテンなどに吹きかけるのがおすすめです。

アロマなので直接腕や足などに付けても安心ですね。
肌の弱い人は、服につけるといいと思います。

お散歩のとき、犬の肌に直接かけてあげるのもいいです。
虫除けになりますし、ノミなどを防ぐこともできます!

お散歩犬

虫除けアロマの作り方

ここでは虫よけアロマの作り方について
お伝えします。

準備するもの

・無水エタノールを5ml
・精製水(水道水でも可)を45ml
・お好きなアロマオイルを10滴
・ガラス容器
・スプレー容器(遮光性のあるもの)

 

無水エタノールは、キャリアオイルでもできます。

アロマを使ってスキンケア用品を作る場合などは精製水を使うのですが、
虫除けアロマを作る場合には水道水でも問題は無いです。

アロマオイルは、虫除け効果のあるものの中から好きなものを
1つ選んでもいいですし、好きなものを複数ブレンドしてもいいですね。

蚊に非常に効果があるのは「ゼラニウム」、「レモングラス」です。
材料はすべて薬局などで購入できるものばかりです。

材料の価格が手頃なので、安く虫除けアロマを作ることが可能です。

さらに自分好みの香りにすることができる、
アロマを調合して好きな匂いを探す楽しさもありますので、
虫除けアロマを手作りする人が増えています。

作り方

1.ガラス容器の中へ、無水エタノール、
アロマオイルを入れて混ぜ合わせます。

2.スプレー容器へ中身を移して、
そこへ精製水を入れます。

3.ふたをしてからよく振ってください。

作り方は以上です。

混ぜ合わせるだけのとっても簡単な作業です。

オイルの中には「リモネン」という
プラスチックを溶かす成分が入っている場合もあるので、
オイルを混ぜ合わせるときにはガラス容器を使用するようにしましょう。

完成したものは水で希釈されているため
プラスチックのスプレー容器でも全然大丈夫です。

あとは虫除けスプレーを使う前に
毎回スプレー容器を振ってから使うようにしてください。

2週間から3週間で使いきるようにしてくださいね!

市販品よりも低刺激なので、
ルームスプレーとして家庭内の様々なシーンで活躍しますよ^^

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