トヨタ2000GTの魅力についてお伝えします!

トヨタ2000GTとは1967年から1970年まで
生産されたスポーツカーです!

限定生産のため、台数も限定されていて、
現在でもマニアの間で垂涎の車となっています。

今日はトヨタ2000GTについてと
その魅力についてお伝えします!

トヨタ2000GTとは

生産はトヨタとヤマハ発動機の共同で行われておりますが、
オートバイメーカーとして国内での生産を手掛けていたヤマハ発動機が
トヨタにアプローチして
生産が始まったと言われております。

当時の日本では日産のフェアレディが注目を集めていたので、
トヨタもそれに対抗する形で2000GTを開発したんです。

クルマ好きの人にとっては是非とも乗ってみたい車になっているんですが、
現実に走っている2000GTを見ることはほとんど無いです。

発売当時の価格はなんと238万円でした。
大衆車のカローラが6台買える金額です。
正に高嶺の花でしたね。

それでもトヨタにとっては赤字計上となっていたんです。
結果的には高すぎる広告費となりました。

2000GTの生産台数は国内向けで218台
海外向けで102台だったんですが、海外から日本に逆輸入された車もあります。

2013年のオークションでは約1億円で取引をされています!
それだけ多くの人が欲しいと考えているんでしょう。

エンジンのスペックなどを見ると、現在においては普通の仕様なんですが、
当時としては画期的な部分がたくさんあります。

車に詳しい人はよく分かるでしょう。

007の映画に登場したことでも有名です。
日本を代表するトヨタが世界に向けて製作したスポーツカーが2000GTなのです。
写真だけで本物を見たことがない方がほとんどだと思います。

トヨタ2000GTの魅力

クラシックカーのオークションが開かれました。

1967年型トヨタ2000GTが出品されて、
何と!115万ドルで落札されたと世界中で大きなニュースになりました。
1億円強の価格です。

有名なカーコレクターの所有でしたから、
保存状態も良いと考えられたための高値と見られます。

もちろん、車としての基本性能は当時のままなんですが、
修理などのメンテナンスを考えると維持費はかなりの費用になるでしょう。
お金持ちでなければ所有できない車ですね。

さて、トヨタ2000GTの魅力はどこにあるのでしょうか。
まずは、その美しい形でしょうね。

トヨタが初めて生産したスポーツカーです。
当時は日産のフェアレディが注目を集めていましたから、
それに対抗するために2000GTを開発したんです。

トヨタの開発陣4名がヤマハ発動機の工場に出向いて、
共同で開発しております。

2000GTのデザインを担当したのはトヨタのデザイナー野崎氏です。
トヨタ2000GTの魅力はデザインの素晴らしさにあるんです。
海外のサイトなどでもデザインは絶賛されています!

トヨタからの4名とヤマハ発動機の生産ラインで開発された
2000GTは約300台の生産となりました。

現代でもオークションなどで取引されていますが、
きちんとメンテナンスされている車は少ないですね。

また、内装も高い評価です。
日本楽器が内装を製作しています。

ピアノの木工加工や塗装が2000GTの内装に活かされていんです。

1966年の日本グランプリでは参戦した
レーシングカーを相手に3位と健闘したんです!

見た目だけではなく実力もスポーツカーとして優れた商品と言えますね。

トヨタ2000GTの情報

名車とはいつまでも人々の関心を集めるんでしょう。

トヨタ2000GTの生産が終了して、すでに50年が経過しているんですが、
それでも多くの情報がインターネットに流れております。
当時の自動車に大きな魅力を感じている方が少なくないのでしょう。

トヨタ2000GTの価格はかなり高く、
一般の人が手にできる車では無いです。
お金持ちが所有する車となりました。

すべて手作りであったため、手間暇がかかり、
トヨタとしても赤字計上をしていたようなんです。
車雑誌に出てくる魅力的な車としてトヨタ2000GTは必ず登場します。

時代の流れによって車は大量生産されて、安く販売されるようになりましたので、
これから2000GTのような車が登場することはないと考えていいでしょう。

もちろん、当時よりも車としての性能は向上しているのですが、
魅力的な車かと言われるとそうではなくなっているんです。

また、ものづくりと言う観点からも、
当時の少数精鋭による開発は現代人にとって憧れかもしれませんね。

分業体制が基本となり、車のすべてを手掛ける人はいなくなりました。
自分が作った車だと胸を張って言える人はいないんです。

企業の中で自由な発想を出し、それを実現する社風はなくなりました。
車としての魅力と、それを作り出すことができた時代への憧れがあるのです。

ジェームズボンドが日本で活躍した映画で
2000GTが使われたことは有名な話です。
それらもすでに逸話となっています。

2000GTはトヨタやヤマハの工場で展示されています。
実物を見たいなら、一度見学に出かけるといいでしょう!

日本の技術を世界に広める役割を果たしたことは間違いありませんね^^

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